8年ぶりに四国に戻り、私のメッカ入野松原、上林暁の生誕地へ行くと、西日本中の
サーファーが押し寄せていた。快晴のシルバーウィークなので当然なのであった。写真
は夕方だったので少ないけれど、翌日は朝からえらいことでした。
目的地あかつき館へ。誰もおらずじっくりゆかりの品々と対面。胸像、ブランデン
先生からの詩集、将棋大会でもらった盤、ハンチングなど小説でおなじみの品に感涙。
左手で練習した原稿用紙は本当に涙なしには見られなかった。暁の本棚も丸ごとあって
いちいち感激した。暁の歩いた浜辺をさまよい、思いを馳せることは十分にできなかっ
たが、あかつき館を二日に渡って貸し切りで堪能できたので満足して帰路に着く。
四万十川も大繁盛。川下りの人をおろした船が登って行くという(船頭さんものすご
くがんばった)おもしろい光景が見られた。
蛎瀬川から海を臨む