2016-01-01から1年間の記事一覧

キット

ボンボンと入れ替わりにやってきた野良猫。大きさが同じ(でかい)で顔も少し似て いる。若いのでいけるかなと思っていたが、子飼いでないとこんなに苦労するとは…。 慣れてきた9月に去勢したら、餌もらうだけの家に逆戻り。寒くなってやっと家で寝て 過ご…

花泥棒

ロウバイの蕾を食べ散らかしてる!剪定が下手だからたくさん咲かないのかと思って いたがヒヨドリのせいだったのか…。 そしてスクープ写真のためには悪を見逃してしまう心理もわかったのでした。 私の火山は草が育ち 瞑想的なところ 小鳥が選ぶ1エーカーの…

デイブ・デイヴィス

かわいい!! 久しぶりにキンクスを聞く。一番好きなデイブ・デイヴィスのアルバムを聴いて涙。 もうストーンズだけでいいと思っていたが、キンクス50周年記念アルバムが出ている ことを2年遅れで知り、デイブが数枚ソロアルバム出していることも今さら知…

エミリ・ディキンソンの世界

魂の最高の瞬間は 孤独者に生じる 友人や地上での機会が 無限に退いたとき __ 魂を高く __ 高く昇らせて その絶大な力を 低く認識させたとき __ 天命は廃止される 稀なことだが __ それは幻影のように澄み __ 独裁的大気に従属する 永遠は暴露する…

ふと長年、長年一葉を読んでやっと文語体に慣れただろうから鴎外を読んでみようか と、舞姫他を読む。何とか読んだが退屈だったので、即興詩人が待機しているのだが 当分無理。そのまま続けて何度読んでもおもしろい(ってかわいそうなんだけど)半日 を読み…

エミリ・ディキンソンの天国

天国に行ってきました そこは小さな町で ルビーの光に照らされ 綿毛に覆われていました 朝露に満たされた野原よりも静かで 絵のような美しさ 誰にも描くことのできない __ 人はレースで形取られた蛾のようで 蜘蛛の糸で仕事をし 羽毛のような名前を持ち _…

エミリ・ディキンソン

長い間気になっていたがやっと読んだ。訳を参考に自分なりの解釈で訳してみる。 悔恨は記憶 __ 思い出され続ける __ 過去の行いが にぎやかに現れる 窓辺に __ 戸口に __ 魂の前に置かれた過去が マッチの灯りに照らされている よく読めるように _…

廃園

近所にヤシ園があった。うっそうとしてマムシの出そうな園内に忍び(?)込んだ ことがあった。もう管理されておらず私有地だったかもしれないけれど…。古い看板が あったが何が書いてあったか覚えていないので調べたら、ヤシの木研究家が昭和10年 から4…

ささやかなごちそう

米粉のペンネ、トマト味だとちょっと米臭くて合わなかったが、パエリアにしたら 大変結構だった。コシがあるので伸びずにもっちり。とっておきのサフランを入れて お祝いの心とする。アルゼンチンのエビ10尾で680円とありがたい安さなので もう一品、レ…

幻日

澄んだ秋の日、山に行く。帰りの雲が素晴らしかった。レトロカーの日だったらしく 古い国産車と続々とすれ違う中「トランザム来たよ」と見ると!!中央の赤いランプが うねってるー!!キットーー??最近ナイトライダーを初めて見てキットファンになっ てい…

古紬自慢

しょうこりもなく買ってしまった。家人に民芸品屋さん?と笑われても、好きなよろけ縞だし、粋過ぎ?派手?黒襟かけたら江戸娘みたいな色合いだが、サイズもぴったりだし新古品だし3千円だしなどと…もう打ち止め!と何回言ったか。手持ちの帯がいまいち合わ…

鹿児島の味

吹上浜がなつかしい。市内(の端)からでも40分で、延々と歩ける砂浜があった。誰もいない海があった。一時間行ったら美しい開聞岳が浮かぶ海へ行けた。海はもちろん、食べ物に思うことも多く、昨日タイ料理の本を見ていて思い出したのが、鹿児島では青い…

生まれて初めて自分でもらったサイン。しかも二つ続けて。中学生の時友達に連れら れて行ったところにユリ・ゲラーがいて(船橋なんだけど本物だったのか?)テレビは アニメと大草原の小さな家以外観ない私は何もわからないままに、買ったばかりの紙袋 (と…

一昨年まで大島紬の織り子をしたり、奄美の島唄を習ったり、奄美居酒屋で働いて三線弾けば喜ばれたり、 職場趣味の場で年配、年少の親友を得て楽しく暮らしていた鹿児島から、親の介護の手伝いのため相性の悪い 愛媛に戻ってきた。やはり趣味の場ですらつま…

鳥取県岩美町

に行った。尾崎翠が生まれた町である。そこで生誕120年祭があり、少し遠いので迷いに迷ったが、「第七 官界彷徨」の映画を撮った浜野佐知監督がその後、湯浅芳子と中條百合子を描いた「百合子ダスビダーニャ」 を撮っていたことを著書で知りまたその著書にも…

6月10日

11年松山、知覧、鹿児島をともに過ごした猫を死なせてしまった。それぞれ一回ずつ脱走したが無事つかまえることができて、一昨年父が倒れ鹿児島と四国を一緒に何往復したかわからないが、無事だった。昨年より親の一軒家に同居し、もともと出たがりだったの…

よるべないもの

困ったなあ…よそ猫に近づくたびに怒られてる情けないボンボン。先日の朝とうとう 猫ドアをたたいて呼びに来た。いそいそと出て行き、夕方には家に入れてご飯食べさせ てやっていた!車の下でがんばっているので、つい餌やってしまい三日目。今まで覗き には…

あく抜きしてより美しくなった気がしてほれぼれと眺む。 役目を終えた括り糸も惜しいがどうしようもないなあ… 紡ぎ失敗した綿も惜しくて捨てられず、顔をつけたらもっと捨てられなくなりそう。 羊のつもりなんだけどなんだかネズミ…何が違うのか?

伊東静雄

やっぱりいいんですけど。いろいろいいけど ただ壮大なものが徐かに傾いて 砂が足に痛かった 夏の終り おれの洋服の紺色も焼けた 永い永い夏…永く我慢をした… すべてのものは吾にむかひて死ねという 水中花 ひと知れぬ泉をすぎ非時の木の実熟るる…わが痛き夢…

黒猫ボンボン

やっと出てきたアンディ・ウォーホル風、と勝手に悦に入っているボンボンの写真。 2007年となっている。この頃はきりっとしてたなあ。ボンボン改名のお葉書にした のだった。 このたびボンボン(正式名ボンベイ)はその名の由来ボンベイ市がムンバイ市に…

先輩おばあさんの経糸巻きのお手伝いに行った。邪魔しに行ったようなものだった が、話好きなので楽しく過ごした。もう少し若かったら一緒にいろいろできたのにと 残念がる。10年以上前に戻れたら、そしてここで染織を始めていたらどうだったろう… 遅いこと…

乳白色の瀬戸内海

すっきり晴れない水平線の方が島影がよく見える。 久しぶりに行った山の公園で、今年初のアオスジタテハ、ミヤマアゲハ、アマツバメ、 キビタキ(黄色が飛んでいたので多分)今朝父を連れて行った近所の公園ではトンボ、 イトトンボ、あ、昨日は猫が持ち帰っ…

槐多

母ががんばって織っているので、なすことない日。芸術新潮の特集号を横に置いて、 草野心平の村山槐多を読む。草野氏の本はやっと2度目、新潮は愛読していたが槐多忌 が無言館であることを、気に留めていなかった。窪島氏の夭折画家の美術館のことは 著書で…

開聞岳

特に美しいこの季節、開聞岳が懐かしい。下の写真の浜にはなにかと行って、ぶら ぶらしたものだった。知覧から枕崎へ行く道から見下ろす開聞岳も気持ちよかった。 伊能忠敬の言った通りなのである。当時はもっと素晴らしかっただろうけれど…。 やっとスズラ…

スズランの香り

世の、庭のナニワイバラが満開 スズランが筍状に出つつ咲き始めたので、 びっくりした。こういうものなのだそう。今年はよく咲いて、さわやかないい香り。 昔井田ラボラトリーズがリリーオブザバレーというコロンを出していてかなりいい線 いっていて愛用し…

柄合わせなく織るのは単調なので、母に教えて織らせて(!)いる。物心ついた頃 母は卓上機を織っていた。覚えていないが当時の絵日記に、いつか母に教えてもらいた いと書いてあった。高機は教室で少し触っただけで、上級に進むには機を家に置かねば ならず…

紬三様

お給料が遅れて遅れているのである。困るなり。その上財布をスーパーに置き忘れ (よくやってたけどいつも出てきたが、とうとう)出てこない。ちょっと悪い流れに… 島唄仲間ががんばっている。織り子の後輩に抜かされるよりうらやましいなあ。 懐かしい3年…

糸通し終わり 織ってみると一色だけだとちょっと 素朴なので3色にしてみる。昔の布団柄みたいになった。地味好みで、発想も貧困なの で思い切ったことができないが、何か工夫はないものかな。 昨日は久しぶりに長散歩した。最後の花見にマルガモの公園に行…

週末に行くつもりだったが思い立って出かけてみる。道中の桜すべて満開で、着けば どんどん散っていたので行ってよかった。この公園はいろんな種類の桜がある。 やっぱり大島 名島桜 雨宿 御車返し 大提灯 衣通姫 白妙 苔清水 欝金桜はこれから。見に行くの…

コレクション

つぼみがピンクですごくかわいい桜、葉もさわやか。 クスノキが葉の入れ替えをしていて美しかった。 集めている諸星大二郎の漫画の中で、一番好きなマッドメンがあっけなく終わって しまい非常に残念。子供のころからパプアニューギニア人になりたかった私に…