エミリ・ディキンソン

 

 長い間気になっていたがやっと読んだ。訳を参考に自分なりの解釈で訳してみる。

 

 悔恨は記憶 __ 思い出され続ける __

 過去の行いが

 にぎやかに現れる

 窓辺に  __ 戸口に __

 

 魂の前に置かれた過去が

 マッチの灯りに照らされている

 よく読めるように __

 目を背けないように引き伸ばされて __

 

 悔恨は病 __ 手当てできない __

 神にも癒すことはできない 

 それは彼が定めた地獄 

 といえるものだから __                    744

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 またこの季節が来たが、家にはもうボンボンはいない。どれだけ悔いても悔やみきれ

ない。何を見てもボンボンがいた時の心ではないのだと思わされ続けている。