2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

道しばのつゆ

9日は萩の舎の納会だった。2、3日前から季節のせいか大変体調が悪く、頭も上げら れなかったので出席は難しいと思っていたが、今朝急にさっぱりしたのでこれならと 思って行く。髪も特には結わず、手足も垢づいたままだった。田中さん、鳥尾さん、 中村さん…

につ記

テレビで奄美やってる…いいな…もう縁はないのか、無理に行って空しい思いをする のか。どこにも居場所のなかった私なので希望が持てない。ねりやかなやは、あの世。 4日 曇り。今日は日曜なので野々宮さんが来るだろうと支度をしていると、西村さんと 上野…

しのぶぐさ

網野菊何度でも読んでしまう。一葉もしかり。片恋の苦しみをいつまでも味わう。 22日 晴天。菊地の老人が遊びに来て終日話をする。久保木さんと藤田屋の息子が来た。 夜になって突然渋谷さんが訪ねてきた。夏休みに帰郷したとのことで、さまざまな話が あ…

しのぶぐさ

24日 半井先生の依頼で畑島先生に見せる、尾崎紅葉先生への紹介の断りの手紙を出す。 26日の夕方帰宅。邦子が言うには23日に半井先生が家の前に来ていたが、来客があっ たので何も言わずに立ち去ったとのこと。この夜は家に泊まった。 27日 今日は亡き…

一葉にっ記と書き込み

22日 家に帰る。ここでもいろいろ話をしてから半井先生に返す本などを持って行く。昼前 だったので先生はまだ蚊帳の中にいた。起こすのもどうかと思いためらっているうちに 昼近くなった。ふと目を覚まして「おや夏子さんではないか、みっともない姿を見せ…

一葉にっ記

19日 晴天。今日の改進新聞の配達が待ち遠しい。誰が私の後に連載するのかと思っていた ら須藤南翠氏だった。(桃水の変名と勘違いして)「ああ嬉しい、先生の連載が前後に 載るのなら私のものが短くされてもよい」と喜ぶ。今日はお客さんが多かった。鍛冶…

一葉の手紙

馬場胡蝶が一葉の手紙について書いた文章がある。大変おもしろくて、失われた他の 手紙が惜しまれる。 一葉君は手紙の文章が実にうまい人だった。私は28年の8月末から30年1月にかけて 地方にいたので文学会の仲間たちの中では、一葉君から多くの手紙をもらっ…

一葉にっ記

やれやれ、楽天光に申し込んだら2ヶ月も待たされた。ADSLは期限半月前に配線切り やがっていきなりメールは見られなくなるわ、楽天には何度電話してもらちが明かず、 ここに長くいる気もないのだから、移動型にした方がいいなと思った矢先に工事日を 指定し…