平日の休みは別格の楽しさ。日頃考えぬサイクリングを思い立ち松林の中へ…
松の甘い香りを嗅ぐと、吹上浜の深い深い松林の中に迷い込んでえんえんと歩いたこと
を思い出す。吹上浜はほんとに誰もいなくてよかったなあ…。
松林が終わり、井の岬が近づいた。
反対側の奥には足摺岬
また松林を帰る。
風に吹かれて、たった一人
で、海の音を聞いているというのが最高なのであります。ここはサーファーが大挙して
いるのでなかなか味わえないけれど…。
帰って紙の本(なぜか父が買い込んでいた豪華本の数々の中の一つ)を虫干しする。
紙漉き師匠のために楮栽培に熱心な職場の先輩にあげてしまおうと思って、親の家から
持ってきた。仕事を根気よく教えてくれるし、先日お宅に行った際ビールを目一杯飲ん
だから…でもあるが、家の荷を減らすのに、二束三文で売るよりも理解ある人の役に
立った方がいいから。同じ理由で機織りの先輩には染織大全を差し上げた。
日本、韓国、中国はもちろん
インドもいろいろあった
フランスの紙はおしゃれ
イタリアも、らしい
世界中で紙漉きしてたんだ、と当然のことを今知る。
紙の起源 これだけは
引き抜いて持っていたかったけれど!
やっと3時になった。休日のビール解禁時間!餃子作りながら一人飲む楽しさ!
仕事ができなくてバカ扱いされる毎日、気軽に話せないのでつまらない人間だと思われ
ている職場を忘れるためのヤケ酒。現場仕事の時は人に負けなかったのにな…。