明治27年12月20日 「大つごもり」の原稿受納 いつもながらおもしろく拝読いたしました。編集小僧の悲しさ、すぐに何字何行と 数えて印刷の方へ送りました。お笑いまで、お礼をかねて。 草々 十九日夜 明治28年11月 今月はいよいよ拝見できることが何より嬉し…
京に上ってから早一月ばかりが夢の間に過ぎました。例の忙しい身となってどこへも ご無沙汰ばかりしていることをお許しください。評判(批評)の役を半分ばかり人に 譲ったので新しいもの見ず、とかく世間に遠ざかってしまいました。「雨の夜」という 優しい…
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