トミー再検証

 

5月3日 

 長年のあこがれ、ガレットを仕込む(ったって混ぜて一晩置くだけなのに)3年越し

のそば粉はダニが心配なのでこれまた長年使ったことのないおもちゃの顕微鏡がやっと

役立ち、いないことを確認。寒冷地のよさはこれ、猫が脱走してもノミつけてこないの

はよい。残りの粉でそばぼうろを作ったが苦かった。どうしてかは調べてもわからな

い。ガレットも苦そうだ。ついでにソーダブレッドを焼いたが適当に入れたのでふくら

みが悪かった。水分はヨーグルトのみ、クランベリー入り。カラントが正しいのだけれ

ど。香菜が手に入ったのでタイ料理。「トミー」の流れで「さらば青春の光」出してき

て観る。若い感性が消え失せてから見たきりで内容すべて忘れていたが、さらに無理。

朝 納豆 玉葱きのこあおさ味噌汁 

昼 胃がもたれて食欲不振と言いながらバナナケーキ

夜 だけど唐揚げ仕込んであったのでまた飲む ヤムウンセン(えび新玉にら) 

5月2日 「トミー」入手、久しぶりに鑑賞。前回と同じくおもしろく思えなかった

が、再検証ということで。キースがかわいかった。

朝 できるだけ正しい鹹豆漿 以前作った時は鶏がらだしきかせて、酢少なめで油麩

入れて豆乳スープとしておいしかったが、今度は本場風に中国黒酢多めで香菜入り。

もろもろして、わざわざ炒った干しえびの風味もわざわざ買ってきたザーサイも香菜の

ため存在が消え、ごま油を塗って焼いたバゲットもなんだかわからなくなってしまっ

た。だいたい分離したものはあまり好きではなかったのだった。

昼 キムパ(かにかま小松菜大根きんぴら(たくあん代り)卵焼き、もち麦入り胚芽米

で、ごま油塩少な目で健康的ではあるが背徳感皆無でつまらない。

夜 ヅケ 塩辛 かにかま酢で日本酒飲む ラぺ

5月1日 小豆が出てきたので塩味で炊く。塩豆みたいで好きなのだが赤飯の味だと

不評、まあそうなるか。半分塩餡にしてあとはぜんざいにしよう。

朝 バナナケーキ(はちみつ入れたら以前の最高レシピ越えだった)

昼 インスタント味噌辛ラーメン(小松菜にら)

夜 小松菜にら餃子 ポテトサラダ(電鍋で蒸したら早いし薄味でも芋がうまい!)

4月30日 「ママの想い出」入手、検証。号泣した記憶があるがコメディだった。

朝 バゲット ハーブ入りチーズ 宇和ゴールド

昼 もらいものの「カレー飯」食べてみる へたにカレー作るよりおいしい!

夜 アクアパッツァ(鱈ムール貝) ラぺ   

4月29日 暖かい。あれこれ片付け。

朝 味噌汁 大根葉と皮きんぴら

昼 ツナと新玉の焼うどん

夜 手羽先大根筍煮 新玉ともずくポン酢

4月28日 めちゃめちゃかゆい。結局4、5日おきに仕方なくステロイド塗っている。

朝 カンパーニュ 目玉焼き 宇和ゴールド

昼 もち麦入り胚芽米 納豆 トリプル葱(玉葱葉玉葱小葱)ときのこの味噌汁

夜 栃尾揚げ(厚揚げと油揚げの中間位の食感)葉玉葱豚菜の花炒め 

4月27日 美術館へ、何もかもよかった。一番よかったのは槐多の自画像(亡くなる

少し前のもの)と、思いがけず常設展にあったワイエスの水彩画「そよ風」本当に美し

く、ヌードだけど間近でじーっと見てしまった。上村松園と島成園などの日本画を楽し

みにしていたら富本憲吉、俵屋宗理(知らなかったが絵がよく、色あせた古裂の表装も

興味深かった)根付(達磨さんが伸びしているの最高!)石仏、唐三彩、紺紙の写経…

いろいろあって眼福だった。ついでにハイテク印刷の屏風を見に行く。下世話な私は

洛中図が好きで見飽きなかった。風神雷神もいいが舞楽図だったらよりよかったな。

朝 カンパーニュ 残り物のカレーやフムスなど

ランチ 餃子定食希望だったが年寄りの町中華に入ってしまい残念なあんかけ焼きそば

夜 骨付き鶏と人参のポトフ 大根サラダ(梅酢海苔かけ)

4月26日 雨。寒いので片付けたいが動けず。

朝 カンパーニュ ソーセージ なつみ(初めての柑橘、甘い)

昼 ガパオライス

夜 おから煮(切干ひじきと合わせて煮返した) 鶏刺し 菜の花辛子和え

4月25日 家人が島に行くかもしれない。南九州市に移住した15年前、頴娃町に行き

たいと騒いでいたらそこで仕事を見つけてくれて、つまらない人生に思いがけないこと

ばかりの楽しい鹿児島生活を送ったのだったが、今もう私は人にうんざりして(自分勝

手な性格も改めて認知した)楽しく機織りできる気がしないので、夢もむしろ夢のまま

でおきたいような…猫がいるので借家確保の難しさやあまりに遠い引越し、親のこと、

図書館の不自由や食材入手の困難など考えると乗り気になれない。年だな。

朝 蕗梅煮(母手製) あおさ味噌汁

ランチ 丸亀うどん 三つ葉かき揚

夜 新玉じゃこチーズ焼き

 

アルコールアレルギー?

 

                             桜の隙間の白いの雪

 朝から大くしゃみ、鼻水。数日前もおかしかったので風邪ひいて治らないのかと思っ

ていたが、どうも飲んだ翌日っぽいので因果関係を調べるとそんな感じ。アトピー

いいヒスタミン大放出体質になっちゃったのか…。

 ベッツィーテイシイティブの続きがおもしろくないのでなかなか進まない。

 田宮虎彦「さまざまな愛のかたち」題が恥ずかしいが西洋小説案内なので借りると、

読み直したいものが出てきたので探す。義父母が日本文学、世界文学、古典文学全集

揃えていたので(どこの家にもありがちなほぼ読んでないやつ)私が生かしてやりまし

ょうと張り切って引っぱり出して、もちろんそのままになっていたものです。

トルストイ「復活」、スタインベックエデンの東」はなかったが実家には全部ある。

モーパッサン「ピエールとジャン」とスタンダールカストロの尼」もなかったがほか

を読み返したい。マッカラーズは田舎の図書館では期待薄。モーム「人間の絆」好きだ

ったがここにはないので「雨」他。ハーディ「テス」は本も映画ももう十分見たので

「遥か群衆を離れて」を復習したい。フローベールボヴァリー夫人」ほか。アラン・

シリトーとテネシー・ウィリアムスも実家。この家は現代ものはミステリーしかない。

 上はほとんど実家で二十歳前後で読んでいるが、何も身になっていないのが空しい。

この年でやっと味わえるのだろうか…。老眼で読み進めるのも時間がかかる。当分何も

できなくなるな…と思いながら有吉佐和子集を読んでしまう。愛読していた「墨」が

懐かしかった。ほか「三婆」「紀ノ川」などで時間をつぶしてしまった。

 

4月24日

朝 納豆 トリプル葱味噌汁

昼 菜の花ペペロンチーノ 

夜 こんにゃく刺身(切り落とし大容量) 新玉わかめ、モモ残り

4月23日 野鳥の森を熊恐れながら散歩、というかほぼ登山。この辺は気軽に山歩き

できないのだが今日は先達がいたので歩いた。駐車場に戻ると先達と思われた人たちが

全然違う向きから戻ってきた…知らぬが仏。鳥は声だけいろいろ聞えたがわからなかっ

た。変な声で鳴く猛禽類を見たがとんびだったよう。ショウジョウバカマ初めて見た。

まだ山桜が咲いていて楽しくドライブしながら戻り、そば食べながらつばめを見た。

朝 畑のお肉のキーマカレー(ちょっといいルーはカルダモン多め) 宇和ゴールド

ランチ にしんそば 帰って人参ケーキ

夜 準備済み香菜餃子やっと焼く 値引きラム肉あったのでモモ?マントゥ?昔見た

モンゴル人のレシピで羊と玉葱のミニ肉まん(餃子皮の余り転用) 新玉わかめポン酢

4月22日

朝 ベーコンエッグ バゲット オニオンスープ

昼 たこ焼き革命粉でお好み焼き(春キャベツ傷みそう全部)柔らかくて往生した。

夜 昨夜の残りに豆腐、ぶりコチュジャン煮入れる 新玉わかめポン酢

4月21日 苗代作り(?)の手伝いに行く

朝 めかぶ インスタント味噌汁(私は人参ケーキとカフェオレ)

昼 コンビニ弁当とカレーごちそうになって帰ってきた。私はうどん(卵葱)

夜 キムチ鍋(たら牡蠣豆腐葱いっぱい)

4月20日

朝 蕗と筍と椎茸の混ぜ寿司 インスタント味噌汁

昼 葉玉葱たくさん入りバリカタと宮崎辛麺ミックスラーメン

夜 新玉茗荷わかめポン酢 むね肉から揚げ

4月19日

朝 フムス バゲット 宇和ゴールド

お弁当持ってお花見 とびっこと海苔ふりかけのおにぎり 鶏レバー辛煮 菜の花

夜 豚葉玉葱椎茸炒め

おばさん読書

 本当は全部欲しい田山花袋全集、安くなっていた7巻と24巻をブックオフで購入。7巻

は昔の印刷をそのまま写したようで活字がにじんで老眼にはきついが慣れてきた。花袋

は「東京の三十年」を読んで好きになった。花袋の感傷は私の気分に合うので、読んで

しみじみする。やっぱりおもしろそうなのは少しずつ揃えよう…。24巻は新しい分活字

もすっきり。昨夜久しぶりに高島野十郎の評伝を読んで欲しくなり、調べるとちょうど

出ていたので図録を頼んでしまう。ブックオフ様様!

 

4月18日 ケーキは副材料からフロスティングまで完璧だったが、そのおかげで人参

入れる意味がわからなくなったのとオリーブ油だと少しくせが気になった。

朝 めかぶ 味噌汁

弁当 ぶりコチュジャン煮 菜の花 ひじき

夜 新玉コンソメ煮 バゲットチーズ焼き オリーブピックル(エリックサウスのカレ

ーレシピ(手抜き向け)本借りてきたので手始めに。これからカレー責めだ!)

4月17日 寒い寒い。憧れの人参ケーキを作る。

朝 もち麦入り胚芽米 塩辛 玉葱きのこ豆腐わかめ味噌汁

弁当 塩鮭 菜の花ごま辛子和え ひじき切干大根煮

夜 かつおのたたきキムチ和え サニーレタス(新玉とアンチョビとサワークリーム

ドレッシング)

4月16日

朝 ひよこ豆カレーライス ヨーグルト

ランチ はま寿司

夜 春巻き(むね肉筍にら干椎茸) トマト

4月15日

朝 ソーセージエッグトースト 宇和ゴールド

昼 火鍋の残りうどん

夜 残り物整理飲み かにかま 筍中華炒め さつま揚げ トマト

「ブルックリン横町」昨日からのアイルランドつながりで満を持した(好きすぎて号泣

するから買って10年近く寝かせていた)のにそれほどでもなかった。多分見過ぎ!次は

号泣シリーズの「ママの想い出」を検証したいがまだ中古品が見つからない。ちなみに

最号泣は「我が谷は緑なりき」

4月14日

朝 インスタント味噌汁 味のり 蕗の煮物 

弁当 塩鰆柚子胡椒煮 味玉 切り昆布煮

夜 買ってはみたもののどうしてよいかわからなかった鴨血。やっと火鍋に入れると

いう情報を得て作る。想像通りのプリプリレバー味。ラムもやし豆腐にら。

「アンジェラの灰」陰惨だが涙はあまり出なかった。

4月13日 少し動く仕事に就いて1年で自然にやせたのに、家では動かないので戻り

つつある。歩く道や用は計画していたのに一日家にいても苦ではないのでつい…あと家

にいると指をかじるので顎関節症がぶり返しつつある。髪も抜くしいろいろよくない。

朝 明太子 生青海苔の味噌汁 宇和ゴールド

弁当 牛肉舞茸煮 生青海苔の卵焼きうまい! ブロッコリー

夜 ハヤシライス(ブロッコリー) 新玉とわかめポン酢

地球が静止する日」コメディかと思いきやけっこうシリアスだった。

4月12日 なんだか肌寒い 

朝 TKG 蕗の煮物 若竹煮風吸い物

弁当 むね肉とカシューナッツの中華炒め風 小松菜ごま和え

夜 ムサカ用になすとミートソースを用意して数日、暇だといろいろ作るので後回しに 

なってしまい、満を持して今日やっとホワイトソースを作って食べる。

「恋をしましょう」マリリンは老け込んでしまっていたが、モンタンが魅力的だった。

4月11日 

朝 肉豆腐の残りに大根味噌汁を合わせて豚汁風 納豆

弁当 塩鰆柚子胡椒煮 切り昆布煮 ブロッコリー

夜 ひよこ豆のカレー(豆主食)ヨーグルト添え

ベッツィーとテイシイ その後

 20年ほど前に出会って愛読し、先が知りたくて原本を入手して10年以上経過…。やっ

と手をつけようと久しぶりに読んだら、やはり最後に新しいお友達ができるところで

涙。このティブちゃんが魅力的でその先が知りたかったのだが、その後が出ないので

満を持して?読むために訳してみる。外国語なので今までに増して誤読や珍訳が多く

なることでしょう。

 

   エクストローム夫人に物乞いをした日

 ベッツィーとテイシイとティブは三人の小さい女の子の友達です。三人はけんかを

したことがありません。最初にベッツィーとテイシイが友達になったのです。二人は仲

がよくてけんかなどしたことがありませんでした。それからティブが近くに引っ越して

きて三人は一緒に遊ぶようになりました。大きな子たちは言いました。「悪いことに

なったわね。ベッツィー・レイとテイシイ・ケリーはいつもとても仲よくしていたし、

小さな女の子は二人ならいつもいい子で遊べるけれど、三人目が表れたとなると…」と

彼らは黙ってしまいましたが、「きっとトラブルになるわ」と言っているようでした。

 そしてみんなそれを待ち望んでいましたが、ベッツィーとテイシイとティブの間には

何も起こりませんでした。二人でいた時のように三人はけんかをしませんでした。時々

ジュリアとケイテイ…ベッツィーとテイシイのお姉さんたちでいばるのです…とけんか

することはありました。ベッツィーとテイシイとティブはいばられることが嫌いでした

から。

 ベッツィーとテイシイは岡通りに住んでいました。その通りはまっすぐ上がって緑の

岡にぶつかって終わるのです。小さな黄色い家にレイ一家が住んでいて、それは通りの

最後にあるのでした。そしてその向かいにある建て増しされてでこぼこした白い家が

ケリー一家の住む家で、やはり道のあちら側の最後にあります。二軒の家は道の終わり

にあり、その後ろには岡があるのでした。

 ティブは岡通りには住んでいません。彼女は喜び通りに住んでいました。ベッツィー

とテイシイが住むところからティブの家に行こうとしたら、1区画下りて1区画上がらな

くてはいけません。(2つ目の区画では空地を通ります。)ティブはチョコレート色の

家に住んでいます。それはベッツィーとテイシイが今まで行ったことがないくらい美し

い家で、前側と後ろ側に階段が2か所あって、塔があって、入り口のドアには色ガラス

が入っているのです。

 

 ティブはベッツィーとテイシイと同じ年で8歳です。みんなが6歳の時にティブは深い

谷町に来たのです。そして今は8歳になりました。テイシイが一番背が高く、長い赤毛

を巻き髪にして、そばかすで細い足をしています。まだよく知らない人にはテイシイは

恥ずかしがります。一番背が低いのはティブです。小さくて優美で、まん丸い青い目を

して、ふわふわした金髪で、絵本で見る妖精のようです。あれ以外…もちろん羽を持っ

ていませんでしたから。ベッツィーは中くらいで、丸々とした足をして、茶色の三つ

編みが耳から突き出しています。彼女が笑うと歯の真ん中がすいているのが見えるので

すが、ベッツィーはいつだって笑っているのでした。

 ベッツィーが朝ドアを開けて飛び出してくると、もうにこにこしています。どうして

かといえば彼女とテイシイとティブでこれからするおもしろい計画があるからです。

ベッツィーは何をするか考え出すことが大好きで、テイシイとティブはそれをみんなで

することが大好きでした。

 ある朝ベッツィーが自分の家を飛び出すと、ちょうどテイシイが彼女の家から飛び

出してきたところでした。二人は道の真ん中で出会うと岡通りの最後のところにある

ベンチへと走って行きました。そこからは通りを見下ろすことができ、いつもそこで

ティブを待つのです。

 ベッツィーとテイシイはティブが来たらすぐに遊ぼうと待ち構えています。ベッツィ

ーのお母さんはやせ形で敏捷なので、家の手伝いがそうはいらないのです。テイシイの

お母さんはテイシイのほかに十人の子供がいるので、テイシイにすることはそうもない

のです。ティブのお母さんはお手伝いの女の子を雇っていましたが、子供は働き方を

知るべきだと思っていましたから、ティブも同じように働かなければなりませんでし

た。ティブは椅子の足を拭いたり、銀器を磨いたり、料理や裁縫を習っていました。

 ベッツィーとテイシイは今日は待つことを気にしませんでした。今は六月で、世界中

にばらの香りがただよい、草の生い茂った岡の上にある太陽は金の粉を振りかけたよう

にきらきらしているのですから。

「今日は何をするの?」とテイシイは聞きました。

「大きな岡に登りましょうよ」とベッツィーは答えました。

大きな岡は岡通りの終わりにある岡ではありません。それは岡通りの岡といい、大きな

岡はベッツィーの家の後ろにあるのです。その頂上には白い家がありました。

「ピクニックするの?」とテイシイは聞きました。

「そうしたいのだけれど」ベッツィーは答えました。「朝ご飯の後にピクニックしても

いいかって聞くよりすぐ行きたいな」

「もし今聞きに帰ったら」テイシイは言いました。「朝ご飯の手伝いをしなくちゃいけ

なくなりそう」

「帰らない方がいいね」ベッツィーは言いました。「でも岡の上に着くまでにおなかが

すきそう」と言ってしばらく考えていました。「私たち物乞いのふりをしなくちゃいけ

ないかもね」

「それどういうこと?」とテイシイは聞きました。彼女の青い目がきらきらし始めまし

た。

「髪をくしゃくしゃにして、服を汚して、何か食べ物を下さいってあの白い家で聞くの

よ」

「ええっ!ええっ!」と叫んで、テイシイはそれしか言うことができませんでした。

 ちょうどその時ティブが走って来ました。彼女は大変清潔な、糊のきいたピンクの

ドレスを着ていましたので、ベッツィーは物乞いにはならない方がよさそうだと思いま

した。

「私たちこれから何するの?」とティブが聞きました。

「大きな岡を登るのよ」とベッツィーは言いました。「もちろん聞かなければいけない

けれど」

 三人は8歳で、まだ許しを得ないとビッグヒルに登ってはいけないのでした。ベッツ

ィーとテイシイはです。ティブのお母さんは二人が許されているところなら行っていい

と言っていました。そのたびに許しをもらいに走って帰るには遠すぎますから。

 ベッツィーとテイシイはポールに…ポールはテイシイの弟です…二人の家に行って今

行っていいか聞いてくるように頼みました。ポールが走ってテイシイの家に入り、ベッ

ツィーの家に入って走って戻り、行ってもよいという言葉を持って来たので、ベッツィ

ーとテイシイとティブは大きな岡に向かって歩き始めました。

 ジュリアが音楽の授業の練習をしていて、三人が家の前を通ると彼女が奏でる音が

聞こえてきました。ジュリアは楽しんでいるようです。

「私は今日はピアノを弾きたいとは思わないわ」ベッツィーは言いました。

「私も」とテイシイが言い、「私も」ティブも言ったあと「もちろん」と言い足しまし

た。「私たち弾けないけどね」

 ベッツィーもテイシイもそういうことを指摘したりはしないのですが、ティブはいつ

だって指摘するのです。それでも二人はティブが好きでした。

「すぐに弾けるようになるよ、もしそうしようと思ったらね」とベッツィーは言いまし

た。「私お箸なら叩けるし」

 三人は尾根まで来ました。そこには野ばらの花が咲いていたので三人は立ち止まって

そのにおいをかぎました。そして今度来たら実を取ることができるさんざしの木の横を

通りました。さんざしの木は今は緑の小さな固い実をたくさんつけています。道の片側

にはたくさんの木があって、草深く、花がたくさん咲いていました。反対側は牧草地で

囲いがあり、ウィリアムさんの牛が中にいます。

 とうとう三人は岡の頂上に着きました。そこからは岡通りの家の屋根を見下ろすこと

ができます。三人が通っている学校も、ティブのチョコレート色の家も。深い谷の町の

の向こうの、大風車町へ行く道まで見ることができるのです。谷の一番底には銀色の

リボンが見えます。それは川でした。

 岡の頂上は平らでどんぐりの木があちこちにあります。そして白い家が真ん中にあり

ました。小さな家で前に花の庭があり、エクストロームという名前の人たちが住んでい

るのです。エクストロームさんの家の前には峡谷があり、そこでは水が湧いて小川が

流れています。ベッツィーとテイシイとティブは峡谷を下りたことがありますが、ジュ

リアとケイテイと一緒だった時です。

「谷を下りてみようよ」とベッツィーが言い、三人は手をつなぎました。

 谷への道はエクストロームさんの裏庭にあります。ベッツィーとテイシイとティブは

エクストロームさんを知りませんが、丘を上がったり下りたりする人たちを見たことが

あります。今はどのエクストロームさんも見当たりません。いるのは親しげな吠え方を

している犬だけです。三人は仲よくコッコッと鳴いているめんどりたちを見ました。

そして扉の開いた納屋の前を通ると牛がいました。三人は台所前の庭を通って峡谷の縁

まで来ました。

 急で曲がりくねった小道が峡谷に向かっています。岡は木々に覆われています。大き

な木や実のなる木、灰色の古い木や明るい緑の若い木があります。下の草むらには赤や

黄色のおだまきの花がたくさん咲いています。

 ベッツィーとテイシイとティブは気をつけながら、花を摘みつつ降りていきました。

 下りきったところで小川の音が聞えました。そして一番底に着くと、三人は石の上に

駆け寄りました。四枚の石に囲まれて水が湧いているのが見えたのです。そこにかがん

で水を飲もうとしたら水が顔にぴしゃっとかかるのです。三人は水を飲みました。とて

もおいしかったのですが、よくないことは食べるものがどこにもないことです。

「おなかすいたなあ」とテイシイが言いました。

「私も」とティブが言いました。

「おだまきの花の蜜を吸おうよ」とベッツィーは言いました。三人は持っているだけの

花の蜜を吸いましたがまだまだおなかがすいています。

 ベッツィーは辺りを見回すと「このメープルの木にはシロップがあるのに」と言いま

した。「もしナイフを持って来ていたら穴をあけて取ることができたのになあ」

「そしたら火を焚いてパンケーキを焼かなきゃ」とテイシイが言いました。二人は飛び

跳ねてナイフを探し始めましたがティブは二人を止めて、

「パンケーキには小麦粉がいるのよ」と言いました。彼女は料理ができるので知ってい

るのです。

「ああ、おなかがすいた」とテイシイが言いました。「どこへ行ったら何か食べられる

ものが手に入るのかなあ」そしてベッツィーをじっと見ました。

ベッツィーはテイシイがさっき話した物乞いのことを考えていることが分かりました。

ベッツィーもそうしたいのですが言わなかったのです。しかし毎分ごとにおなかがすい

てゆくのでとうとう大きな声で重要そうに言いました。

「物乞いしなければいけないかもね」

「なんて言ったの?」とティブが聞きました。

「髪をくしゃくしゃにして、服を汚して、食べるものが必要なふりをするのよ」

「食べるものは必要なのだから」とテイシイは言いました。「そのふりをすることは

ないんじゃない?」

「お母さんは私が服を汚すことが好きじゃないの」とティブは言いました。ということ

は彼女のお母さんは好きでなくてもティブはそうでもないということでしょう。

「お母さんもあなたが飢え死にするよりはドレスを汚す方を選ぶでしょうね」とベッツ

ィーは言いました。「私たちこの峡谷の底で飢え死にするかもしれないのよ」

「そうなるの?」とティブ。

「私そろそろ飢え死にしかけている気がする」ベッツィーは答えました。

「私も」とテイシイも言いました。「弱ってきた気がする」

 三人は泉がふつふつと流れ出る音を聞いていました。

「もしみんなが汚れていたら、お母さんたちだってどうしようもないことがあったと

思うんじゃない」とベッツィーは言いました。そして三人はお互いを汚し始めました。

 お互いを汚し合うことはとてもおもしろいことでした。あまりにおもしろすぎておな

かがすいていることも忘れるほどでした。ベッツィーのおさげを解き、テイシイの巻き

髪をもつれさせ、ティブのふわふわ髪をタンポポの綿毛のように見えるまで逆立てまし

た。それから三人は泥をお互いにくっつけました。泥をほっぺに、鼻に、それから手に

も足にも。小川には十分に泥があったので三人も十分にくっつけることができました。

三人はドレスにも泥をのせて手のひらでこすりつけました。

 それが終わって三人は峡谷を登り始めました。

「誰が食べ物を下さいって聞くの?」とテイシイが聞きました。

「ティブ」とベッツィーがきっぱりと言いました。「だってティブが一番小さいから。

でもあなたと私がその横に並んだら、私たちも彼女と同じくらい責任があるのよ」

「そう思う」とティブは言いました。(↑理解不能なので直訳)

 三人がエクストロームさんの台所前の庭まで来ると、あの犬がまた吠え出しました。

犬はさっき三人が下りて行く時とは違う吠え方をしています。三人の格好が気に入らな

いようです。

 三人が鶏小屋を通ると、鶏が鳴きました。納屋の前を通ると牛も鳴きました。三人が

裏口まで来ると犬はもっと激しく、かみつきそうなくらいに吠えました。

 扉は開いていましたが、網戸だけが蠅を入れないために閉まっていました。そこには

紙テープがぶら下がっていて、扉が開くたびにひらひらして蠅を怖がらせるようになっ

ています。テープの隙間から台所の中に女の人がいるのが見え、ベッツィーは扉を叩き

ました。

 エクストローム夫人が扉へ来ました。やせて小さい人です。黄色い髪をひっ詰めて

お団子にして、細く疲れた顔をしています。彼女はベッツィーとテイシイとティブを

見て、「まあ神様!」と言いました。「どうしたの?なにがあったの?」と夫人はベッ

ツィーをじっと見ました。「あなた、レイさんのところのお子さんね」

「私たちおなかがすいているんです」とティブが言いました。

「そしてケリーさんの」と夫人は続けて今度はテイシイをじっと見ました。

「それからミューラーさんのところのお子さんじゃないかしら?そうじゃない?」と

ティブに聞きました。

「私たちはらぺこなんです」とティブは言いました。

「はらぺこ!」エクストローム夫人は言いました。「それよりもっとあるでしょう、

何があったの?」

「おなかぺこぺこなんです」とティブは言いました。

 ベッツィーとテイシイは何も言いませんでしたが、できるだけおなかがすいている

様子を作って見せました。ベッツィーは手で胃のあたりを押さえ、体をそらせてうめ

き、テイシイはいつもの恥ずかしがりを忘れて口をぱくぱくしました。ぱくぱくしなが

ら奇妙な、おなかがすいているような声まで出しました。

 エクストローム夫人は笑顔になりました。

 彼女は台所の扉を開けて三人を中に入れ、紙ナプキンをわたして座らせました。

 おなかがすいた者にはとてもよい家に来たと、ベッツィーにはすぐにわかりました。

エクストローム夫人はクッキーを焼いていて、それをちょうど出すところだったので

す。とてもいい匂いがするお砂糖をかけたクッキーでした。ベッツィーとテイシイと

ティブはエクストローム夫人がフライ返しでクッキーをお皿に入れていくのを見ていま

した。

 彼女はお皿いっぱいになったクッキーをテーブルの上に置き、「牛乳を持ってくるま

でお待ちなさいね」と言って貯蔵室に向かいました。

 ベッツィーとテイシイとティブはクッキーを見ました。なんて素敵なんでしょう。

 エクストローム夫人が貯蔵室に入っている間に犬が吠え始めましたが、もう怒ってい

るようではありませんでした。最初に扉の前を通った時のように親しげでした。足音が

外に聞こえて、誰かが台所の扉を叩いたのでエクストローム夫人は貯蔵室から急いで

出てきました。

 「ごきげんいかがですか、エクストロームさん」と声がしました。それはジュリアの

声で、ずいぶん大人びていました。11歳にもなっていないのにジュリアはものすごく

大人ぶった話し方ができるのです。「ベッツィーとテイシイとティブをお見かけしませ

んでしたこと?エクストローム夫人」

「私たち三人を探しに来たのです」とケイテイの声もしました。

 ベッツィーは胃をさするのをやめ、テイシイは口を閉じました。ティブは丸い青い目で

どうすればいいのかと二人をかわるがわる見つめています。ベッツィーは言いました。

「走って!」

 台所から表玄関への扉が開いていたので、ベッツィーとテイシイとティブはそこへ

走り出てポーチへ出、3段の階段を飛び降りてお花の庭へ下りました。三人は走って、

走って、走って、大きな岡を走り下りました。

 ジュリアとケイテイが後ろに迫ってきている音がすると思って三人はとても早く走り

ましたが、それは自分たちの足音を勘違いしたのです。三人が岡の下に着くとジュリア

とケイテイはどこにもおらず、見る限り全くいませんでした。

「二人はお家に上がって私たちのクッキーを食べているね」ベッツィーが言いました。

「私をめちゃくちゃにして」とテイシイは言いました。

「私もよ」ティブも言いました。

 三人は息を切らし、あえぎながら足を前に投げ出して座って休みました。

 ベッツィーは泥でしましまになった足を見ていましたがすぐに笑い始めて、

「だけど私たち世界一はらぺこで」と言いました。「世界一泥んこになって物乞いした

んだね」

「すごくおもしろかった」とテイシイは言いました。「いつもみたいにね」

「でもクッキーは食べたかったな」とティブがたんたんと言いました。ティブはいつも

そういう風に言うのです。それでもベッツィーとテイシイはティブが大好きでした。

 

 

 

 

 

 

りんごケーキとバナナケーキ

      

 お金をかけない暇つぶしは毛糸再生!というわけで(いや片付けるとこたくさんある

んだけど!)おしゃれな人からいただいたおしゃれ過ぎて使いづらいはおりものを解く

ことにした。工業製品なので工程が複雑で剥ぎ合わせ方もいろいろ、綿糸ラメ糸化繊糸

のより合わせなので苦労したが、さすが糸を無駄に使わないなと感心した。フェルト化

しつつあったので状態はよくないがいいものだと思われるのと、年齢差と遠距離により

失われたが、友情の証として何かの形にしたい。ちょうどニット作家が派手な自作を

着けてテレビに出ている。ニットとは色の魔術ということらしく(イコール派手)、

それ系の雑誌を見るとみなすげえ。まあおしゃれといわれる人も天才的アートも派手

だ。わかりやすいのかな。私は地味シンプルにこだわっている。おしゃれしないんだね

と薔薇柄ジャンパーの人から面と向かって言われびっくりしたのはもうずいぶん昔…。

(毛糸忘備録:アンカルネ製アクリル60%綿23%ナイロン14%ポリエステル3%)

 

     

 変な格好だが私の今年最後の傑作りんごケーキ。まだ味見ていないが、続けて焼いて

感覚が来ているし最高の材料なので大丈夫だと思う!家用なので時間のかかるパウンド

型や使い捨ての型ではなく小フライパンで焼いて、縁を切ったその部分。時間が経つ

ほどおいしくなるので3日以上寝かせるとよい。

 

マーガリンか食用油(できたらバターが最高)の量に対して(200gとして)

砂糖(私は島ざらめ、グラニュー糖なら洗練) 8割前後(160g)

卵+ヨーグルト(水切るとなお良し)1.2倍前後(3、4個と大匙1~2くらい)

りんご くし切りを5ミリ程度にスライス、レモンを振っておく(2個)

生地がつなぎになる程度の量、多いほどおいしい。

くるみ 好みでシナモン、ラムレーズン

小麦粉同量+ベーキングパウダー(240g前後に対して5~6g)

順に混ぜて(卵の時点で分離するが粉を入れたらまとまるので気にしない)型に入れ

180℃のオーブンで40~50分。焼き方については下記参照。

 

ついでにバナナケーキ、これは中学生の頃アメリカ帰りの奥さんに教えてもらった。

好みの油脂(私は粒入りピーナツバターを4分の1くらい入れる)と好みの量の砂糖

卵+ヨーグルト(当時まだプレーンヨーグルトがなくマヨネーズ小さじ2杯だった、

これはバターミルクの代用、これはいまだに日本では世に出ないが使ってみたいな…)

同量の小麦粉+ベーキングパウダーと重曹(同量にするとバナナが重くても必ず上がっ

て軽い仕上がりになるが臭みが気になる場合は減らす)

バナナ 生地が250グラム見当なら3本、フォークでペースト状にして入れる。

 

 基本のパウンドはすべて同量だが、油脂や卵節約のためヨーグルトや牛乳で少々増量

し、砂糖は同量では甘すぎるので加減する。バリエーションとしては、ココアと刻み

チョコレート、くるみを入れてブラウニー、マーマレードを入れて何とかいうケーキ、

ヨーグルトとクランベリーのさっぱりケーキが私のレパートリー。

 

 せっかちなのでちょくちょく生焼けの人として(ちなみに麺も超アルデンテ)生きて

きたがやっといい焼き加減になるのを待つことを覚えた。パウンド型なら50分以上(私

のものはトースター兼なので本格オーブンなら短いと思う)かかると覚悟して、まず

180℃で焼き色がついたら焼きアルミホイルをかける(せっかく上がったところが張り

付いてしまうこともあるが仕方なし)。あとは竹串を刺して何もつかなくなるまで。

つかなくてもなんかふしょっとしていたらだめ。上から指で押して弾力があればOK)

生焼けよりは焼き過ぎの方がよいし、家用なら浅く広い型が時短になる。

 

4月10日

朝 もち麦入り胚芽米 納豆めかぶ 大根味噌汁

弁当 ぶり煮 ひじき煮 ほうれん草ごま和え(全冷凍)

夜 肉豆腐大根 きぬさやとスナップいんげん土佐煮マヨ和え サラダとうど残り

4月9日 4時半起こされたら雪!油断禁物の地である。仕事に行ったので、

朝から牛丼(弁当用に仕込んで冷凍していた舞茸入り、卵)

昼 これもサンジュン先生おすすめの酸辣湯麵 キャベツとえのきでかさ増しし、昨日

母が筍を送ってくれたので取っておきの昨年の瓶詰の水煮を開けて入れ、卵、にら入れ

る。中華三昧は何を食べてもおいしいな。

夜 昨夜の背徳をゼロにするためサニーレタスと新玉のサラダ かぶの皮とかにかま

かぼす和え うど酢 ちょっといいお醤油が値引きされていたので豆腐で食べ比べ

4月8日 ケーキうま!マーガリンだと安いにおいがするのでやっぱバターのもんだ…

健康を考えたら多少ましなのは米油や太白油だろうな。手軽だし。脱薬4日目少し痒い

が我慢、満開の桜の中ドライブし、温泉に入ると楽になる。

朝 サニーレタス新玉マリネとハムチーズサンド 

ランチ ロケットニュースサンジュン先生激推しのあさりうどん、おいしかった

夜 手抜き 冷凍ちくわ天 ハッシュドポテトベーコン添え ノンアルビールにジン

入れて(バーボンはいまいちだった)しこたま飲んでしまう。

4月7日

朝 かぶの葉塩漬けとじゃこの菜飯 味噌汁

弁当 ニラレバ ひじき ほうれん草 (作り置き)

夜 タンドリー風手羽ブロッコリー添え 菜の花辛子和え(素使う、うまい) 

値下げしたこだわりしょうゆ2本買って豆腐で味比べ 新玉とサニーレタスのサラダ

4月6日

朝 もち麦入り胚芽米 明太子 葱豆腐わかめの味噌汁

弁当 塩鰆 ひじき煮 ほうれん草のうにふりかけ和え(冷凍)

夜 韓国人のレシピを読みふけって結局ベーコンキムチ(葱)焼うどん かぶの葉の塩

漬けでキムチを作る、においがもうよくて楽しみ。(しょっぱすぎて発酵を待つ)

 

 

 

 

 

 

 

怠けに怠けた日

 

 一葉に影響を与えたという幸田露伴の「風流仏」を前から訳しているが、難しくて

進まない。昨夜坪内祐三の【脱線するが、今どうしているかと調べたら若くしてお亡く

なりになっていた。その際検索で出てきた昼の軍隊というおもしろいブログを読みふけ

って一日終わった。私がよいと思わない人をよく書いていなくて好、見たことのない

深沢七郎の写真を何枚も見られて嬉しく、見ることはなかろうと思っていた三島由紀夫

の首まで見られた。古き文壇のことや映画、ゴシップ満載で好。サリンジャーについて

の考察も好。この人ブログもノートもツイッターインスタも一年前位に止めている。

やけゆえにではではなく、幸せゆえでありますように。大きなお世話だが小谷野先生も

しかりであまりに賢い人が小説書くと知性が邪魔するのでどうも向かないのではないか

と思う。閑話休題】「慶応三年生まれ七人の旋毛曲り」を読んでいたら(これも長年持

っているが読みにくく(もともと文春に連載していたエッセイも嫌味で嫌いだったので

心が拒否しているところもあり」)もうあきらめて、目に入る部分だけを読んでいると

正岡子規がこの小説は難しいと言っているのだから無理だわ!話の筋はおもしろそうな

ので何とか読み進めてみたいと思う。そして今日を思ってThe SmithのAsk超訳

 気持ちのよい初夏の一日(イギリスと日本の「夏の日」は違うので)外に出ず、

 (文通相手の)ルクセンブルグにいる、矯正中の女の子に、

 怖気をふるうような詩を書いて費やす。

またはその言葉を覚えた時から頭を離れない「小人閑居して不善をなす」。私の人生。

 

4月5日(予定) 

朝 うどの皮きんぴら ダブル葱味噌汁

弁当 レバニラ かぶ茎炒め

夜 ぶり大根 春菊黒ごま和え

4月4日 

朝 もち麦入り胚芽米 めかぶ うどの皮きんぴら かぶと葉の味噌汁

弁当 ぶりとうどの煮物 かぶ茎炒め

夜 作ったことを忘れられていたポトフ、腐ってはいないがなんか変なのでカレーの壺

入れて見た。(カレー作る時に入れると本格的になるが、腐りかけたものに入れたら

酸味がそれを増長してあまりカバーできなかった)

4月3日 乾いた毛糸を玉にして、うわ、はた結び忘れてる…機織りしたいとか言うの

終わったわ…。

朝 先日の中華風混ぜご飯 

弁当 むね肉と葉玉葱のみそ炒め 切り昆布煮

夜 お好み焼き かぶ

4月2日 昔編んだベストをささっとほどいてと思ったら三日がかり。やっと全部枷に

して洗って干す。「ブロンテ三姉妹の抽斗」読了。ハワース行きたい … …。

朝 ハムエッグ トースト りんごケーキ(この3回で一番うまし!今までくるみが

あればいいやとラムレーズン省略していたが、それは必要不可欠であった)

昼 ロケットニュースで見た(?色々見すぎて何で見たか不明)韓国ではやっていると

いう辛ラーメンアレンジを宮崎辛麺で作る。水半分で汁なし麺にして卵とじ。見た目

ほぼ長葱な葉玉葱をたくさん入れたら柔かくて甘くてすごく合った。

夜 ちょっと凝ったルーのカレー(新玉むね肉ほうれん草) 市販のナン

      

4月1日 花見へ、梅と早咲きの枝垂れ桜が一緒に見られるのはここでだけだがこれで

おしまい!翌(毎)日休みだといろいろ作るゆとりがあるので物産館で野菜をたくさん

買えるのが嬉しい。ドッグランでレトリーバーと触れ合う。今週は近所のわんこにも

たくさん触らせてもらって幸福。

朝 アルザスバゲット りんご

ランチ 前菜(かぶオリーブ油と塩こぶ和え、人参ひらひらゴマドレ、トマトソースの

クロスティーニ、カプレーゼ風) パスタ(ジェノベーゼ、トリッパ)3年前も同じ

時期でほぼ同じもの食べたこと思い出した…普通の味つけで残念だったのだった。花見

シーズンなのでだめ元で行ってみたら逆に暇で、出さないデザートとしてりんごと干し

ぶどうバター焼きいただく。古民家で静かでのどかなのでよしとするといったところ。

夜 菜の花ペペロンチーノ(椎茸、ムール貝) キムチもやし豚炒め

 

 

 

 

 

どう生きるか

 

  

久しぶりに写真撮ったら老眼により余程気をつけないとピンボケばかりになってる…

 

 久しぶりにブックオフの店舗へ行き本を眺めた。べただが読んだことのない「君たち

はどう生きるか」「ヘレン・ケラー自伝」「佐藤春夫詩抄」各110円也。コペル君は

若い時読んでもどうかなという感じだった。真実一路や次郎物語には感動したが…と

いってもその時だけで、一生懸命生きようとかするべきことを探そうなど考えることも

なく、ひたすら孤独に悩んだだけで何一つ努力をしなかった。ぼんやり本を読んで時間

をつぶしていただけで53歳になってしまった。次の移動後の移動はもう無理なので、

リスキーな夢を取るか、それはもうなしにして老後の便宜を取るか悩む。 

 ステロイドを一日おきにして二週間くらい経ったので、二日止めてみたら痒い!

首回りのもこもこも発生。何となくチクチクし続けているので飲み薬は止められない。

これじゃいつまでも治らないではないですか…。暇になったらぬか漬けを作って乳酸菌

を摂取してみようと思う。再開していた牛乳やめるか…。止めていた期間にアルコール

もだけどちょっと依存が解けたようで止めるハードルが低くなった。あとは小麦か…。

何が悪いのか見極めるのは難しいのでアレルギー検査して早く判明させたい。

 先日ケンミンショーでやっていたポン酢TKG、その時は興味なかったが値引きされて

いたすだちうどんのたれが残ったのでやってみたらうまし!レモン、すだち、かぼすは

何にかけてもおいしいのだから当然であった。

 

3月29日 仕事最後!ともかく嬉しい!!

 どうでもいい会話ができずおとなしくしているだけで暗い人だと嫌われたり、悪気は

なくても無神経な人と関わることが本当につらかったので、いずれ働かなくてはならな

いとはいえしばらく心の洗濯(それに家の片付け!)ができることが本当に嬉しい。

ため込んだ食材で変わったものを作ることができるのも楽しみ。

朝 もち麦入り胚芽ご飯 めかぶ トリプル葱味噌汁(長葱玉葱(油揚げえのきしめじ

入り)に小葱、嫌いな料理家のレシピだが気になっていた、うまし) 私バナナケーキ

弁当 塩鮭 切り昆布煮(人参舞茸油揚げ) 菜の花ごま和え 私塩鮭おにぎり

ピビンパ(市販ナムルに豆もやし足して、牛ひき肉辛焼き肉たれ味)

3月28日 休み いい気で飲むと朝がつらい

朝 菜飯 インスタント味噌汁にわかめと三つ葉 

弁当 塩鮭 春菊黒ごま和え 辣白菜

夜 残りの車麩でふーちゃんぷるー(卵玉葱人参にら) かぶきんぴら焼うどん

3月27日 風が冷たい

朝 菜飯 豚汁 私バナナケーキ

弁当 20日に同じ、冷凍していたもの 私菜めしのおにぎり持って行く

夜 いわしムニエルトースト(ゴルゴンスプレッド他) プチトマト 私えびみりん焼

で4本半(500と350)飲む、満足~。

3月26日 バナナケーキと豚汁食べて仕事へ、雨で寒い

朝 菜飯 豚汁

昼 袋ラーメン置いて私はおにぎり弁当、付録に引かれてファッション誌と思われる

雑誌を買ったら丸々化粧品カタログであった。そりゃそうだ…おまけ買っちゃったよ。

夜 すき焼き!正しく車麩と焼き豆腐(西日本ではあまり見ない)白菜葱春菊芹三つ葉

3月25日 バナナケーキとりんごケーキ焼く

朝 ホットドッグ(白菜マスタード和え) 最後のせとか

ランチ もつ炒めと唐揚げの背徳定食

夜 背徳をゼロにするため白菜と新玉にポン酢をかけておいたが、おなかがすいてきた

のでそこに卵と桜エビとお好み焼き粉を少量投入してチヂミ風にした。

3月24日

朝 大根間引き菜塩漬けとじゃこ混ぜ込みご飯(菜飯)豚汁(新玉人参にら椎茸舞茸)

弁当 椎茸肉詰め舞茸にらソース かぶきんぴら 私ポン酢TKG

夜 真鯛ムール貝アクアパッツァ(トマト新玉) バゲット

3月23日

朝 ベーコンエッグ トースト 

弁当 ぶり柚子胡椒煮 かぶの皮と葉とじゃこ天のきんぴら

夜 ニシン豆腐 トマトと新玉のサラダ

3月22日

朝 味噌汁(芹入れる) TKG 私りんごケーキ

弁当 いわし蒲焼き 春菊ごま和え

夜 キムチ鍋(牡蠣えのき豆腐にら) 春菊サラダ(ゴマ油と塩)

3月21日 梅見に行く

朝 早起きして魚調理する。バゲット 真鯛の燻製 せとか 

ランチ お目当てのイタリアンレストランは二年続けて空振り、物産館でランチ

夜 ブロッコリーペペロンチーノ(味玉入り) かぶ(皮むいてそのままがおいしい)

3月20日

朝 玉葱きのこわかめ味噌汁 納豆

弁当 ぶりコチュジャン煮 ほうれん草ごま和え 切り昆布煮

夜 久しぶりに飲みに出る!少ない居酒屋はどこも全滅だったのでファミレスのハッピ

ーアワーへ。これが一番安心、そこそこのつまみではあるが安く飲める。が店内は寒く

ビールは凍ったジョッキに入っていて2杯で退散(年取ったものだ)。帰りスーパーで

半額になっていたイワシ、ブリ、ニシン、真鯛を大喜びで買う。総菜はなくなっていた

のでおつまみに真鯛の燻製とうるち米のおせんべ買って帰り3本飲む。