奄美島唄

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 4時間かかって訳し終えるところでマウスを落としたとたんなぜかすべてが消えた。

どうにもやりなおす気が起きない。外は雪。-7℃。

 

 島唄を再開したいがやはり一人では張り合いがない、この点家人はいくらでも一人で

練習したいタイプでうらやましい。奄美に行って大島紬島唄をまた習うことが夢だ

が、久米島に行って工程の全てができる久米島紬を習うことはもっと夢。調べていたら

久米島特有の歌があり、さらに調べると広島で島唄教室をしている、たるー先生の島唄

研究に当たった。沖縄と奄美島唄は全くと言っていいほど違う。どちらもかつては

男性が主流で女性は太鼓やお囃子担当だったが、奄美は男性が裏声なので女性に唄い

やすいキーとなる。沖縄は女性が裏声になるので聞くのもちょっと苦手。三線奄美

糸が細く叩き弾くが、沖縄は太くゆったりして独特のリズムがあるのが魅力的だ。鹿児

島から四国に戻り、他にないので沖縄島唄教室に行ってみたが、若い男の先生が私を

毛嫌いして(先生というのは初心者しか相手にしたがらないのか、鹿児島でも同じこと

があった)非常にやりにくかったので1回で止めた。月謝欲しいのだからもう少し我慢

して相手がどんな人間か見極めてからにすればいい。私はひけらかす気など少しもなく

低姿勢でいるのに、初めからけんか腰でどこやらの穴の小さいことだ。こういう目には

しばしば遭うので、自分の人徳のなさ(ほんとは縁のなさだと思っているけど)がなす

ことだと諦めている。また、奄美に権高い先生はあまりいないが、沖縄はどうも免許

皆伝式のようだ。これはどちらがいい悪いということではなく文化の違いで沖縄では唄

は芸能であり、奄美では一唄者として市井に暮らすから。尊敬していた二人は近年亡く

なってしまったが、実際一人にお目にかかった際、素人の中で自ら伴奏して普通に楽し

く唄遊びをしたのでびっくりしたのだった。またぼやいてしまった、たるー先生だっ

た。島唄研究を見ていたら、沖縄教室で習い気に入って練習していたさーさー節が、

閑雅で好きだったのを思い出したのだった。歌詞をくらべるのがおもしろかったので、

三線はさておいて(練習せよ!)沖縄、奄美、どちらの島唄も勉強したい。

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 そして鹿児島もいい…坊津の家は買い損ねた(つもりでいて最近へこんでいる)が、

南さつま市南九州市に戻るのもこれまた夢。どれになるのかならないのか…。