海見に行くのに泊りがけとは…
4年近く中断している間に51歳になり、海のない雪深い土地に移り住み、携帯電話
を初めて所持したら、ネット環境を持ち歩けることを今さら知り、今までかたくなに
持たなかったことが残念だった。出先でいろいろ調べられたはずの、忘却の彼方に去っ
たあれこれ…(調べても右から左に抜けますけど)。
デジカメを13年ぶりに買い換えた。機能使いこなせないから古いのでいいやと思っ
ていたけれど、人の見せてもらったら、私が買える程度のカメラでもズームの進化すご
すぎ!鳥がもっとましに撮れたわ~と、また残念無念。
蔵書は寺田寅彦随筆集(まだ積ん読なのに、弟子の中谷宇吉郎を青空文庫で愛読して
いる)、川崎長太郎選集、樋口一葉来簡集、伊東静雄関係、など増えた。田山花袋全集
欲しくて迷いに迷い中。感傷的な明治の思い出話が大好き。あとは一葉の書簡が入って
いない全集を買ってしまったので、別の全集を買うか思案中。書簡の巻だけでいいのに
それだけがない!考えることはみな同じなのだ。
この4年、給料のために屈辱を受けた代償と称して上記の品々とゲランの香水(テス
ターとか格安もの)など欲しいものはほぼ集め、セミリタイヤ後に備えているところ。
リタイヤしたいが今後もパートは仕方なしの貧乏所帯。今後の苦労は結婚後当たり前の
ように専業主婦していた自分への罰であろうから、せめて今は心の糧を貯めたい。
ライフワークなどと大げさに言ってみるが、趣味の樋口一葉日記現代語訳(じっくり
読むための作業)、愛読している「ベッツィーとテイシイ」の続編の日本語訳(これも
その後を読むため)を実現するためにブログを再開した。それからくじけそうな夢、
もう一度機織りする、また海の近くに暮らすことを絶えず書いて自分を励ますために。
相変わらずどこに行っても必ず身近に私を憎み悩ます者がいて仕事はつらく、体だけ
は元気だったのに、運動不足によるあちこち痛、長年の飲酒及びストレスによる胃の
不快、遠くも近くも見えにくいなどの老化が始まっている。心も死ぬことばかり考えて
いた青春時代から今もあまり変わらない。若い時楽しいことがなかったことは一生心の
傷だ。楽しかった人(身の回りにいる人全部)とは心から打ち解ける気にならない、
妬ましさで。もうぼやき始めたけどこれもストレス解消!勝手なことまた書くぞ!
でもおばちゃん同僚とバカ言って笑って、お笑い見て笑って、猫と遊んで(若い頃は
犬以外飼うこと考えたことなかったから損した)ちょっと楽になって生きています。