坐骨神経痛・雪・昼休み恐怖症

 

 ここは西風が強烈、田んぼの雪が吹き荒れてホワイトアウトしそうな中運転する怖さ

 

 坐骨神経痛になって半年が過ぎた。5年間の座業(午前と午後にトイレに一回行くだ

け)により右のお尻から後ろ足首にかけて痛むようになり、悪い時は椅子に座り続ける

ことができず、足を組むのが癖(これもよくない)だったが全くできなくなり、どちら

を向いて寝ても痛く、車の運転も困難で左足でブレーキを踏むようになったほど。職場

が変わって立ちたい時には立ってうろうろできるようになり、昼休みに15分から20分歩

くようにし(週に1、2回くらい。雪になったら歩道がなくなるから厳しい)、朝、録画

してあるラジオ体操(体操前にストレッチもある)を週3回くらい(本当は毎日したい

が朝はばたばた)するようにしたら、絶えなかった痛みを感じる時が減ってきた。秋に

は2時間半の遊歩道を完歩できて大変嬉しかった。(といい気でいたら80歳の母が私と

15年ほど前に登って以来の2000m弱山登山してきたとのこと。遅い人に合わせたので

それが疲れたとやら。妹は股関節変形症(怖がって手術しないので絶交中)で這って

仕事に行っているというのに家で元気なのは母だけ、更年期症状も全然なかった変態)

立って床に手の平をつけることができたのにそれどころではなくなっていたのが、やっ

と指先が届くようになった。このことからも坐骨神経痛はお尻の内部の筋肉が固まった

ことが原因だといわれることがわかる。この疾患については寝込むほど悪かった知り

合いが二人いて、一人はジムに通って症状を軽くしたと話していたことから、私もでき

る程度の運動をしたらそれなりの効果が出た(もっと努力すればいいのに!)。もう一

人は一か月休職してブロック注射を打ったがしびれが残っていると言っていた。この人

は死んでも歩かない人なので運動がいいよとは教えられない。周りの人たちは人は本当

に3分と歩こうとしないのに私より健康なのが不思議。ご飯たくさん食べてお酒も飲ん

で加工品ばかり食べてお菓子もぼりぼり食べているのに、湿疹に苦しんでいるのは私だ

け。いろいろ我慢しているのに痩せていないのは私だけ。納得いかんのう…。

 左足ブレーキは年取ってからの運転に便利と聞いていたので、移行できたことはよか

ったが、とっさの時に右足をアクセルに置いたまま踏みかけて怖い思いをした。この

とっさの時、というのは魔の時のようなもので不注意な私にはどうしようもなく、これ

から雪道にもなるのでせっかちを封印して注意に注意を重ねて臨むほかない…。

 しかしよく降るなあ。雪って本当に本当に嫌なものでしかない。いつもびしょびしょ

どろどろで、用意していたムートンブーツなんか使えず、ホームセンターで鋲打ってあ

る滑らない安長靴買って、高いスノータイヤを付け替えて、車に乗る度雪を落として、

雪まみれで(雪かき取ろうとうっかりドアを開けて車内も雪まみれ)車を出す度雪かき

して、職場にも早く行って雪かきして、帰っても雪かきして、大汗かいて油断している

と物凄く冷えてくる。雪に休みはなく、今年の正月も近所総出で6時半からおめでとう

も言う気にもならず黙ーーって雪をかいたのですよ。この時は五十肩だったのでつらか

ったのだった。うわ、考えただけでお尻が痛みだす…。昼休み恐怖症なのでわざわざ

寒い家に帰ってお昼食べるのも、吹雪の田圃道を通って命がけ。

 昼休み恐怖症は学生の時から。寝たふりして淋しい思いをしていた頃と何も変わらな

い。職場ではおしゃべりしないという理由だけで女子から阻害され、上司からはいじめ

られ、何度辞めさせられてきた(という意識しかない)ことか。女子とも何話してよい

のかわからないのに男子なんてもー、絶望的に無理で暗黒の青春期を送ったのだった。

おばさんになった今でも気軽に人と話せず苦労している。家にいたいのに長く遊んだ罰

で働かなければいけなくなった。今の職場は以前はきっついの(私の身の回りには確実

に存在する)が複数いたが、珍しく気のいい人だけが残り、といっても話題は人の噂と

悪口しかないので、少ない人を回すようになったのがよい折となり、話す機会が減って

ほっとしている。でも来年は上司が変わるのでもう終わり、てか雪絶対無理、来年こそ

脱出する!などと長々愚痴を書いていたらお尻が本当に痛くなってきた。座りっぱなし

は本当によくないのです。